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歯の豆知識 Tips

保険診療と自費診療における3つの違い

歯科治療には大きく分けて「保険診療」と「自費診療(自由診療)」の2種類があり、その治療内容や料金は大きく異なります。どちらを選ぶべきなのかは、症状やご予算で判断するのがベストです。

今回は保険診療と自費診療の違いについてお伝えしていきます。

保険診療と自費診療の3つの違い

保険診療と自費診療の違いは大きく分けて以下の3つ。

  • 料金の違い
  • 材料の違い
  • 治療内容や治療時間の違い

保険診療は主に歯の機能の回復を目的としているため、治療に使われる材料や治療内容が決められていることが特徴です。自費診療と比べて料金は安いものの、最新の治療法を行ったりはできません。

一方で自費診療は、治療に使う材料や治療時間の制限がないため、歯の機能回復だけでなく、見た目の自然さや快適さなども考慮して治療を行うことが可能。ただし、保険が適用されないので費用が高くなることが特徴です。

ここからは、上記3つの違いについてそれぞれ深掘りして見ていきましょう。

料金の違い

保険診療と自費診療とでは料金に大きな違いがあります。

保険診療の場合は患者さんの費用負担が3割で済み、さらに治療に使われる素材も安価なものなので料金を安く抑えられます。一方で、自費診療は料金を全額負担する必要があり、治療に使う素材も高価なので、保険診療に比べて費用が高くなることが一般的。

たとえばむし歯の治療にかかる費用で比較してみましょう。

むし歯の進行度や治療内容によっても異なりますが、保険診療では1,000円〜20,000円のところ、自費診療では45,000円〜400,000円かかる場合もあります。

治療費用を安く抑えるのなら、保険診療が適していると言えるでしょう。

材料の違い

保険診療と自費診療には材料の違いもあります。

保険診療では使用する材料が決められているため、材料を変えて治療することはできません。一方で自費診療は材料に制限がないので、最新の高品質な材料を使って治療することができます。

たとえばむし歯治療の場合、保険診療で使われる材料には「銀歯」と呼ばれる合金や、「レジン」と呼ばれるプラスチックがあります。銀歯やレジンは原価が安いものの、目立ちやすくて劣化しやすいというのがデメリット。

一方で、自費診療ではセラミックやジルコニアなどの良質な素材が使われます。原価は高いですが、見た目が自然で劣化しにくいです。

そのため、料金が高くても丈夫で自然な見た目の治療を受けたい方は、自費診療が向いていると言えるでしょう。

治療内容や治療時間の違い

保険診療と自費診療とでは、治療内容や治療時間にも違いがあります。

保険診療は治療の具体的な手順や時間が決められており、決められた以外の治療をすることはできません。最新の治療法を施せないのが保険診療の最大のデメリットと言えます。

一方で、自費診療は治療内容や治療時間が自由なので、患者ひとりひとりに対してベストな治療を施せるのがメリットです。

たとえば、むし歯などで歯が一本失われた場合、保険診療だとブリッジの処置を行うことがほとんどですが、ブリッジをするためには健康な周りの歯を少し削らなければいけません。

自費診療だとインプラントの処理を行えるので、周りの歯を傷つけることなく自然な仕上がりにできます。

このように保険診療は治療内容と治療時間が制限されるため、患者にとってベストとは言えない治療になるのが欠点となります。

当院での自費診療の料金表

当院では各自費診療を以下の料金で行っています。

診療科目 治療内容 料金
クラウン ジルコニアセラミッククラウン 145,000円
e-max クラウン 120,000円
フルジルコニア 100,000円
インレー e-max インレー 65,000円
e-max アンレー 80,000円
むし歯の治療 根管治療 前歯・小臼歯:30,000円
大臼歯:60,000円
ホワイトニング オフィスホワイトニング 13,000円×3回
義歯 ノンクラスプデンチャー 80,000円
外科的処置 インプラントの埋入手術 お見積もり

クラウンとは被せ物のことで、インレーとは詰め物のこと。

当院ではさまざまな治療を行っており、患者さまの状態やご予算に応じて最適な治療をご提案させていただきます。

上記で紹介した以外にも各種治療を行っているので、詳しくは以下のページをご覧ください。

(関連記事)治療費について|藤沢駅南口より徒歩3分の歯医者|湘南ライフ歯科

医療費控除で自費診療の料金を抑えられる

自費診療は保険診療と比べて治療費が高額な点がデメリットですが、「医療費控除」で自費診療にかかる費用を一部抑えることができます。

医療費控除とは高額な医療費を支払う代わりにその年の所得税を減らす制度のこと。年間10万円を超える医療費に対して、一部の医療費が払い戻されるものです。

医療費控除の手続きは確定申告で行います。医療費の領収書をもとに作成した「医療費控除の明細書」を添付して確定申告をすれば1〜2ヶ月後に還付。

美容を目的とした歯科治療は医療費控除の対象外ですが、治療を目的としたインプラントや歯科矯正などは控除の対象となるのが一般的です。

詳しくは、当院のスタッフあるいは税務署までご確認ください。

保険診療と自費診療はどちらがいいの?

ここまで、保険診療と自費診療について紹介してきましたが、どちらがオススメというものはありません。

保険診療は治療内容や使用する素材が制限される代わりに、安価な治療が受けられます。一方で、自費診療は治療費こそ高いものの、患者様ひとりひとりベストな治療を受けることが可能。

またお口の中の症状や進行度によっても適切な方法は異なり、例えばちょっとしたむし歯程度なら保険診療で十分と考えられます。しかし、悪化したむし歯や進行した歯周病を治療する際は保険診療では不十分な場合も。

治療の内容と予算を総合的に判断し、自分に合った診療を選択しましょう。