ジルコニアセラミッククラウン
歯科衛生士の八重樫です!
今回は上の前歯5本をジルコニアセラミッククラウンで治した症例のご紹介です
クリーニング後のチェックの際に前歯4本に虫歯が見つかりました
前歯は他にも重なっているところや歯並びも気になるとのことで、『矯正治療』と『被せ物での歯列修正』の2種類の治療方法をご説明させていただき、今回は『被せ物での修復』がご希望でした
まず最初に上下の歯型とCTを撮り、被せ物でどれくらい歯並びが修正できるかなど分析をかけてから治療を開始します
このように技工士さんにWaxを盛ってもらって治療後の歯列の再現を行い、その後CTと重ね合わせて歯の神経の位置などを確認しながら分析を行います
右上の犬歯に虫歯はありませんでしたが、歯列修正を含めた治療をご希望だったので右上の犬歯から左上の側切歯までの5本を被せて治療することとなりました
処置前のお写真です
最初は1本ずつ削って形を整え仮歯を入れていきます
こちらがすべて仮歯の状態です↓
そのまま削って被せても歯並びは綺麗にならないため、左右の側切歯と犬歯にMTAを行い神経を上に押し上げてから何回か仮歯を交換し、少しずつ歯列修正をしていきます
最終的な仮歯の状態です↓
最後は患者さん本人に形や並びを確認してもらい、問題なければ技工士さんに立ち会っていただき、最終的な被せ物を作製します
こちらが処置後のお写真です
こちらが被せ物です
今回は患者さまのご希望で少し白めに作製していただきました
笑ったお口元です
治療動画です
患者さまにもとても喜んでいただけて本当によかったです
〇20代女性 担当医:Dr.小林 技工物:デンタルデザインベイシス
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