~Implantをしたいけど顎の骨が足りず『ベニアグラフト』を~
歯科衛生士の八重樫です!
今回は左下臼歯の欠損部にImplant治療がご希望でしたが、骨が足りなかったので自家骨移殖『ベニアグラフト』をしたケースのご紹介です
☆ベニアグラフトとは…
『インプラントが埋入される部位の顎の骨の骨幅が不足している場合に他の場所から骨をブロックで採取し移殖する手術』のことをいいます
骨造成の方法は、骨の状態(量や厚みや深さなど)によって変わり、大きく分けて【自家骨移殖】と【他家骨移殖】の2種類に分けられます
★自家骨移殖:自分の顎の骨を使う方法(ベニアグラフト) 他家骨移殖:人工骨のみを使う方法(GBRやサイナスリフトやスプリットクレストなど)
※インプラントを埋入するには周囲に最低でも2mm以上の骨が必要となります
※サイナスリフトは自家骨を使う場合もあります
骨硬化には1年以上の期間を要します→Opeから1年後以降にCTを撮影しImplantの設計へと進めていきます
この患者さまは5月にImplantを2本埋入し再度硬化待ちとなるので、治療が終了したらまたご紹介します