根の治療の途中で放置すると
こんにちは!
歯科衛生士の吉村です💙⛄
今回は根の治療をしている途中で通えなくなり根の先端にトラブルを引き起こしてしまった患者さんの症例をご紹介致します!!
この患者さんは、右下の一番奥歯を他院で治療をしていましたが、仕事が忙しくなり通院出来ず処置の途中で放置してしまいました。
しばらくすると噛むと痛く何もしなくても違和感が出る様になりました。
この方は、根の神経をとる治療をしていましたが薬が先端まで到達していない+処置途中だったため内部に細菌が入り感染を起こし根の先端にトラブエルを引き起こしていた為痛みや違和感を引き起こしていました。
再度神経をとる治療をされている歯の治療はかなり難しく歯が割れしまったり保存が出来なくなるリスクが高くなります。
ただ放置をすると更に痛みが増し骨の破壊が進み抜歯しか選択肢が無くなってしまう為この患者さんは、最初に根の中の汚れを取り先端まで薬を詰めなおす事が出来るか診断しその後感染根管治療を行いました。
現在3カ月経過を追っており段々膿の袋が縮小しており、深い歯周ポケットも浅くなってきています。
この方はまだ、根の内部の処置をして仮歯を入れていたので長く放置をしていても、治療して歯を保存できましたが根の治療の途中や治療途中で放置するのは歯を失うリスクがかなり高くなりますのでご注意ください。
【治療動画】
①分析
②感染根管治療
【治療費用】
歯の保存の可否の分析 ¥33,000
感染根管治療 1根管 ¥66,000 3根管の為 ¥198,000
※別途で土台代と被せ物代が必要になります。
【担当医】
北野展久先生