根尖性歯周炎+歯周病により3本抜歯➡︎自分の顎骨を採取し移殖
歯科衛生士の八重樫です!
今回は12月に行なった『IVS下による抜歯➡︎ベニアグラフト』のご紹介です💡70代男性
長年に渡り定期的に通っていただいている患者さまで、もともと右下の奥歯3本の具合が悪くずっと様子をみていましたが、腫れを起こしてしまったため今回処置に踏み切ることとなりました
状態としては根尖性歯周炎と歯周病が絡まった形で、歯の周りの骨が溶けてしまっていたため歯を保存することは不可能でした
何度か治療相談を重ね、『精密にしっかり治したい!』と強く希望されたため処置開始となりました
因みに…
1度腫れや痛みなどの症状を起こすと抗生剤などで一時的に治まりますが、今後も定期的に出ることになります
そうすると症状が出るたびに骨は溶け、いずれは治療することも困難となってしまいます
また年齢を重ねるにつれ、全身疾患発症の可能性や体力的に処置ができなかったり、処置後の治癒も悪くなるため、あまり長くに渡り様子を見続けることも危険となっていきます
状態は良くないが症状出ていない歯があり、処置を行わず経過観察にて様子を見ることは決して悪いことではありません
が、その場合は定期的なレントゲン撮影にて症状の進行がないかのCheckが必ず必要となります(最初は半年〜1年くらい、その後変わりなければ1年おきくらい)⚠️
◎ベニアグラフト後の骨硬化には1年かかるため、その後Implant治療へと移行予定です◎
○担当医:Dr.小林
○処置内容:抜歯(右下567)➡︎ベニアグラフト※IVS下
○処置時間:3時間
○治療コスト:¥440,000※処置代¥330,000+麻酔代¥110,000
○麻酔科医:Dr.河端
○管理:DH八重樫
