MTAセメント2
こんにちは歯科助手の毛利です!
今回はMTAセメントの治療の流れをご紹介します🦷
神経が露出した場合、通常なら根管治療を行い神経を全て取ります。
しかし、感染している神経だけを取り、露出した部分にMTAセメントを充填しカバーすることで
感染していない神経を守ることができます。
まず虫歯を除去していきます。
虫歯が大きいと神経が感染を起こして炎症しているので、感染しているところだけを削り取ります。
また、歯を大きく削ると外壁がなくなってしまい、そのままセメントをつめても流れてしまうので、
レジンで外壁を作ります。
外壁を作り虫歯を全て取り切ったらMTAセメントを詰めていきます。
歯の半分くらいまでMTAセメントを詰めたら、その上に仮のセメントを詰めていきます。
MTAセメントは硬化するのに時間がかかるのでこの状態で一週間ほどおきます。
一週間後、症状がなければ仮のセメントをプラスチックに置き換えます。
その後、問題なければ上物を被せる処置を進めていきます。
MTAのメリットとデメリットについては次回のブログでご紹介したいと思います!
文字だけではわかりにくいと思うので、よければこちらの動画をご覧ください☺️