歯根破折して抜歯➡︎ベニアグラフト
歯科衛生士の八重樫です!
今回は左上第二小臼歯が『歯根破折』で保存不可能となってしまったため、『全身麻酔下にて抜歯➡︎ベニアグラフト』をしたケースのご紹介です💡
【歯根破折】
○歯の根の部分にヒビが入ったり、割れてしまった状態のこと
○歯を失う原因➡︎第一位・歯周病(37.1%)、第二位・う蝕(虫歯)(29.2%)、第三位・歯根破折 (17.8%)
○神経を失ってしまった歯は、健康な歯に比べて柔軟性が無く力を逃すことができなくなり、枯れ木のように「ポキッ」と折れやすくなる
○また被せ物を支える土台(コア)が金属だと、残った歯質との強度に差があるため、強い力が歯にかかると弱い方の歯質が割れてしまう
今後右側の矯正治療が必要なため、それに伴い右下の親知らずの抜歯も必要でした
なので【全身麻酔下】にて【右下親知らずの抜歯➡︎自家骨採取➡︎左上第二小臼歯の抜歯➡︎骨移殖】となりました
また右下の親知らずはかなり深くに埋まっていたため、今回は口腔外科の専門医のDr.と合同で行いました
🦷担当医:Dr.小林・口腔外科医:Dr.江口・歯科麻酔科医:Dr.河端
🦷湘南東部Ns
🦷処置内容:抜歯(左上第二小臼歯と右下第三大臼歯)・自家骨採取・ベニアグラフト(骨移殖)
🦷麻酔:全身麻酔
🦷処置時間:3時間

