MTAセメントを使用した治療とは

みなさん、こんにちは😃

歯科衛生士の舘山です。

MTAセメント＝神経の保存治療となります。
虫歯が進行し神経に近づくと『抜髄』という神経を抜く処置が必要になります。
神経を失った歯は生活反応が失い、栄養をいき渡らすすべを失ってしまい、歯が脆くなり、寿命が短くなってしまいます。
近年の歯科治療において、使用可能になったMTAセメントという特殊なセメントを使用することにより虫歯が神経に近い状態でも歯の神経を残すことが可能になることがあります。

今回の症例では過去に虫歯治療を行い２次カリエスによりMTAセメントを使用し治療された方の紹介になります🦷

【右上第一小臼歯】

【処置前】削る前→虫歯除去

削ると歯と歯の間から虫歯が進行し、まだ虫歯が残ってる状態になります。

MTAセメント詰めた後↓ ↓ ↓

⭐︎MTAセメント特徴

・生体親和性が高い

・封鎖性が優れてる

・殺菌作用が高い　　　　などがあげられます。

治療動画🎥

MTAセメント入れた後は、定期的なメンテナンスにいらっしゃってください🦷
セメントの寿命はどのくらい持つのか、再発のリスクはあるのかなど臨床で使用すようになってからまだ統計が取れるほどの年数が足りてないため明確にお伝えは難しいです。治療した歯を長持ちするためには定期的なメンテナンスにお越し下さい。

治療金額/治療回数
MTAセメント　￥55,000/１回
※別途補綴代がかかります。

担当医：DR北野