残せる歯髄・残せない歯髄🦷
湘南ライフ歯科藤沢の前田です🐇💕
今回は残せる歯髄と残せない歯髄の違いについてお伝えしたいと思います💡
当院ではMTAセメントによる神経保護を希望される患者様が多くいらっしゃいます。
歯の神経を取ると、
①歯がもろくなる
②歯の色が変色する
③再治療になる可能性が高い
というリスクが有ります。
また、口腔衛生学会の調べによると、神経をとって被せ物を被せると平均して7年ほどで歯が抜歯になってしまうというデータも出ています。
その為、神経を残す治療(MTAセメント)を選択される方が多くいらっしゃいます。
(※MTAセメントについての説明はこちらの記事をご覧ください。)
ですが、MTAセメントも万能薬ではありません。
歯の神経を残せるかどうかは、治療を行う前に精密な検査・診断が必要になります。
また、実際に歯を削って中を確認してみないとわからないこともあります。
上の画像のように神経から出血が見られる場合、神経が生きている状態です。
こちらの画像は神経から出血が見られず、根管が黒く変色しています。
一概には言えませんが、このような状態ですと残念ながら神経が死んでしまっている可能性が高いです。
死んでしまった神経を保護することはできませんので、MTAセメントでの修復ができません。
自発痛やしみる感じが強く出ていたり、虫歯が深い場合は神経を残すことができない可能性が高くなります⚠️
虫歯の早期発見・除去が歯の寿命に繋がります🦷
気になるところがございましたらお気軽に御連絡ください📞
湘南ライフ歯科 藤沢
TC前田🐇❤️