メタルの不適合により歯周病👿💦
歯科衛生士の八重樫です!
今回は精密歯周治療中に見つかった部分的な炎症の強い歯周病についてご紹介します🦷
精密歯周治療の3回目に発見された小さな歯周病になります
左上の奥歯2本にメタルの詰め物が入っていましたが、歯と金属の接合面に段差があり、そこから歯ぐきの下にまで歯石が付着していたためかなり炎症が強く出ていました
メタルは噛んでいるうちに歪みが出て不適合となり、2次虫歯や歯周病の原因になることが多くみられます
今回は段差の部分から汚れが溜まり歯石になり、歯石は表面がざらついているためそこから更に上からプラークが付着しまたそれが固まり…を繰り返し歯周病の原因になっていました
患者さまによると疲れた時によく歯ぐきが腫れて痛むことがあったそうです
とても硬く炎症が強かったためかなり出血が多く、また長年付着していたので歯ぐきの深いところにまで歯石が及んでいて除去するのに器具の使い分けと時間が必要でした
ほぼ1回で除去できましたが、次の時にCheckを行うとものすごく細かい歯石はまだ残っていたため毎回次の診療の際には確認することが重要となります
長年歯石が付着していたことにより歯ぐきが下がってしまい歯と歯の間に隙間ができてしまいました
今後様子をみて必要であれば外して治療を行う予定です
こちらが動画になります🎥
歯周病は歯がある限り誰でも罹患していて世界で1番多い病気といわれています😈💦
少しでも気になっている方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください🪥