樋状根(といじょうこん)の歯髄保存療法🦷
TC前田です🐰💕
明けましておめでとうございます🎍🇯🇵✨
本年も宜しくお願い致します!
今回は、樋状根(といじょうこん)についてお話ししたいと思います。
樋状根(といじょうこん)とは、主に下顎の大臼歯の特徴的な歯根形態のことを指します。
樋状根は、その名の通り、歯根の断面が雨樋の形(C型)をしていることからこのように呼ばれています。
日本人における下顎第二第大臼歯での発現頻度は高く、全体の28.9%ほどであるという研究結果があります。
この樋状根は、特殊な形態をしており、根管の内部が扁平であるために、根管治療が非常に難しい歯です。
このため、樋状根では根管治療における失敗や予後不良がよく見られます。
MTAセメントでの修復が可能であれば、神経と血管の温存をお勧めします。
【治療内容】
MTAセメント ¥55,000
【担当医】
小林 浩