左上1GBR
みなさんこんにちは!歯科衛生士の高橋です。
今回はインプラントを埋入する前の処置、GBRをされた患者様の症例です。
20代男性の方で歯科受診はほぼ初めて、クリーニング希望で来院されました。
お口の中を見させていただくと左上1が変色していました。
お話を伺うと小さい頃に前歯をぶつけたそうで、少し欠けているのもそれでだそうです。
このような場合徐々に神経が死んで歯が変色を起こすだけでなく、根の先端に膿がたまり骨を溶かしてしまいます。
なので症状はありませんでしたがレントゲンとCTを撮らせていただきました。
そうしたらやはり根の先に膿ができていて骨が無くなっていました!!
患者様に今の状況、今後のリスクをお伝えし抜歯してインプラントを埋入することになりました。
ただ骨がない状態だとインプラントが埋入できない場合や安定しなかったり審美性が悪くなるので抜歯して感染している組織を綺麗にとりGBRも同時に行いました。
【GBRとは骨の少ない部分に人工骨や移植用の骨を入れ人工膜(メンブレン)を覆い被せることで、骨の再生を促す治療のことです】
GBRをしたら6ヶ月ほど様子を見て骨ができているかの確認をします。
今回の患者様も6ヶ月後に骨の確認をし、それからインプラント埋入をするので治療期間は長くなりますが、より良い治療のために必要な期間です。
前歯なので仮歯をつけて審美性を回復させ、何もなければインプラント埋入まで期間を置きます。
GBR ¥66,000
人工骨(バイオス) ¥23,650
人工膜(バイオガイド) ¥20,900
合計 ¥110,550
(仮歯料金は別途です)
⚠モノクロにしていますがオペの動画なので苦手な方は閲覧注意です。