骨造成のリスクとは?治療前に知っておきたい注意点
骨造成について調べる中で、「リスクはないのか」「失敗することはあるのか」と不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
骨造成は、インプラント治療を支える重要な準備治療ですが、外科処置を伴う以上、一定のリスクや注意点がある治療であることも事実です。
この記事では、骨造成に考えられるリスクについて整理し、治療を検討するうえで事前に知っておきたいポイントをお伝えします。
目次
骨造成にリスクはあるのか
結論から言うと、骨造成にはまったくリスクがないとは言えません。ただし、それは骨造成に限らず、外科処置を伴う歯科治療全般に共通する点でもあります。
大切なのは、リスクを過度に恐れることではなく、「どのようなリスクが考えられるのか」「どの程度起こりうるのか」を理解したうえで判断することです。
骨造成で考えられる主なリスク
骨造成に伴うリスクは、処置内容やお口の状態によって異なりますが、一般的にはいくつかのポイントが挙げられます。
腫れや痛みが出る可能性
骨造成は外科処置を伴うため、治療後に腫れや痛みが出ることがあります。多くの場合、これらは数日から1週間程度で徐々に落ち着いていくことが一般的です。
ただし、腫れや痛みの出方には個人差があり、処置範囲が広い場合には症状が強く出ることもあります。
治癒が予定どおり進まないケース
骨造成後の治癒は、骨修復の過程によって進みますが、体調や生活習慣や喫煙、骨の状態によっては、治癒に時間がかかることがあります。
その結果、当初想定していた治療スケジュールよりも期間が延びるケースが出てくることもあります。
感染や炎症のリスク
まれに、処置部位に感染や強い炎症が起こることがあります。このようなリスクを下げるためには、術後のケアや指示を守ることが重要です。
異変を感じた場合には、早めに歯科医院へ相談することで、重症化を防げるケースもあります。
骨造成のリスクを下げるためにできること
骨造成には一定のリスクが伴いますが、事前の理解や治療後の過ごし方によって、そのリスクを下げられるケースもあります。
術後の指示を守ることの重要性
骨造成後は、歯科医院から生活上の注意点や服薬についての説明があります。これらは、治癒をスムーズに進め、感染や炎症のリスクを抑えるために重要です。
特に治療直後から数日間は、無理をせず、指示された内容を守って過ごすことがリスク軽減につながります。
気になる症状を我慢しない
腫れや痛みが強く続く場合や、違和感が徐々に増していく場合には、我慢せずに歯科医院へ相談することが大切です。
早めに相談することで、状態に応じた対応が可能となり、結果として大きなトラブルを防げることもあります。
リスクがある=治療を受けるべきではない、ではない
骨造成にリスクがあると聞くと、「やらない方がいいのではないか」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、骨造成はインプラント治療をより確実に行い、長期的な安定を目指すために検討される治療です。リスクがあることと、治療としての意義があることは、必ずしも矛盾しません。
大切なのは、リスクとメリットの両方を理解したうえで、ご自身にとって納得できる選択をすることです。
骨造成を見送るという判断が成立するケース
すべての方に骨造成が必要になるわけではありません。骨の状態や治療の目的によっては、骨造成を行わずに別の治療方法を検討する選択肢がある場合もあります。
そのため、骨造成が必要かどうかは一律に決めるものではなく、診査結果や治療計画を踏まえて判断することが重要です。
骨造成のリスクについてのご相談は湘南ライフ歯科藤沢へ
骨造成に伴うリスクは、処置内容やお口の状態によって異なります。そのため、ご自身の場合にどのような点に注意が必要なのかを事前に確認しておくことが大切です。
骨造成のリスクについて不安や疑問がある方は、湘南ライフ歯科藤沢までお気軽にご相談ください。
このコラムの監修者



小林 浩
Hiroshi Kobayashi
所属学会
| 日本口腔外科学会 |
| 日本口腔インプラント学会 |
認定・資格
| 歯学博士(口腔外科学専攻) |
| 日本口腔外科学会認定医 |
| 厚生労働省 歯科医師臨床研修指導医 |
| アメリカ心臓協会(AHA) BLSヘルスプロバイダー |